遺伝で目が悪くなるって本当?

遺伝で目が悪くなるって本当?

視力が低下し、眼科で「遺伝です」と言われたことはありますか?
両親が強い近視の場合、子どもの視力も悪く確率は高くなるそうです。
それでは、遺伝で視力が下がるとはどういうことなのか、調べてみました。

先天性の近視は、遺伝の可能性が高い

ご両親の体質を受け継いで、身体の形に特徴があったり、生まれつき視力が弱いと、遺伝の可能性が高いようです。

例えば、ご両親の身体の特徴を受け継いで、眼球の大きさが生まれつき大きいと「軸性近視」、小さいと「軸性遠視」と診断を受け、視力が下がる可能性が高いようです。

後天性の近視。遺伝の可能性は?

後天性の近視も、遺伝の可能性は確かにあるようです。先天性の近視で紹介したように、例えば眼球の大きさが影響している場合、ご両親の身体の特徴を受け継いでるので「遺伝」ということですね。

ただその後も調べてみたところ、身体的理由でない「遺伝」があるとのこと。それは「生活環境」の遺伝。

目の悪いお父さん・お母さんの生活環境は、目に優しい環境でしょうか?
例えば、

  • 部屋の明るさは充分か?
  • テレビの距離や明るさは、目の負担になっていないか?
  • パソコンやスマートフォン、タブレットなどの使用時間、明るさ、目を離す距離などは目の負担になっていないか?
  • 集中して目を使っている時、距離は30cm以上離れているか?長時間、酷使していないか?30分おきぐらいに休憩をし、遠くを見たり、身体を動かして血流を促しているか?

などなど、目の悪くなりやすい生活環境が当たり前となっていた場合、残念ながら、子どもの目にも同じように負担がかかり、視力の低下を招いてしまうということです。

今一度、ご家庭の中で、目に疲労が溜まらない環境かどうか、確認してみてくださいね。

両親が強い近視の場合、子どもの視力も悪く確率は高くなる

といいつつも、環境要因も考えられますので、必ずしも「遺伝で視力が下がる」わけではないようです。
目を酷使しないよう、休み休み、仕事や趣味に取り組めるといいですね。

私は小学4年生の健康診断で、視力が低下したことがわかりました。
両目とも1.0→0.3。

眼科では「遺伝だね」と言われました。
ショックを受けたド近眼の父親は、「遺伝で目が悪くなるなんて、ありえない」と納得しません。
が、この3年後、妹も同じように視力が下がり、「遺伝です」と言われてしまいました。

30年前の当時、ファミリーコンピューターが流行っていましたが、私は買ってもらってから、わずか4か月。
テレビは小さいし、距離も離れて、1時間以内に終わらせるという約束のもと、ゲームをさせてもらっていました。

また、日頃から、放課後は外遊びはもちろん、姿勢は正しく、目と本の距離は離して、夜は夜景を見てから寝なさいと言われて、目にはいい生活をしていたほうだと思うのですが、視力は突然下がったのです。
サンタさんにもらったばかりのファミリーコンピューターは、わずか5か月で没収となり、とても悲しい気持ちになりました。

目の病気が多い家系なので、今更ですけど、当時「遺伝です」と言われた言葉の根拠が気になりますね。
少しでも快適に「見える」よう、生活にはくれぐれも気を付けたいと思います。